広告を通してみる
オメガの歴史

新聞や雑誌の印刷された広告は、タイムカプセルそのものです。広告を見ると、売り出し中の製品だけでなく、その広告が登場した時代が感じられます。1世紀以上にわたって打ち出されてきたオメガの広告で特筆すべき点は、ブランドのパイオニア精神と、精度や革新性、デザインの追求という点に変わりはないという点です。

オメガ・ウォッチの歴史に残る広告を振り返ったとき、いつの時代もブランドからのメッセージが一貫しているという強い印象を受けます。ポケットウォッチを持つ男女や腕時計を身につける男女の姿は変わっても、広告のコピーは、常にオメガの品質、精度、伝統を強調しています。

過去120年のクラシックな広告のいくつかをご紹介します。フォントやイラストは変わったかもしれませんが、オメガのロゴはそのままです。また、ロゴがダイヤルを飾る腕時計も、革新的な技術、完璧な計時、そして、優れたデザインを届けるという変わらない約束を守り続けています。

19世紀末以降の新聞広告にはすでに、オメガが1880年代と1890年代に受賞した精度に関する賞についての記載があります。20世紀以降の広告には、 オメガ製品の精度、価値、品質が一貫して記載されています。

狂騒の時代と言われた1920年代以降の広告は、スポーツウォッチ、天文台コンクールの常連入賞者、そして「シンプルさを求める人、個性的であることを求める人、モダン性を求める人、つまりあらゆる人々を満足させる」ウォッチとしてのオメガの価値を讃えています。時が流れても変わらないものがあります。

1936年には、オリンピック公式計時を担当したオメガの役割を伝える広告が打ち出されました。1932年のロサンゼルス・オリンピックは、全種目の計時が1社だけに託された最初のオリンピックであり、国際オリンピック委員会とオメガの長きにわたる関係の始まりでした。それ以来、オリンピックをテーマにした広告は、オメガの広告の大黒柱の1つとなっています。

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1945年のジュネーブ天文台コンクールにて、30mm オメガ クロノメーターが、腕時計部門で過去最高の結果を出しました。その一年後、この偉業をたたえる広告が出されました。50年代は、オメガが持つ記録を更新したもう1つの30mm クロノメーターが登場する広告から始まりました。オメガは再度、この結果を誇らしく世界に伝えました。

1950年代以降の広告素材は、特にオメガファンにとって興味深いものでしょう。この10年間に、シーマスターとスピードマスターシリーズの到来が告げられました。真の伝説となる運命にあったこれらの腕時計の初期の広告は大変魅力的です。

1960年代初期には、今ではおなじみの現代のウォッチシリーズがすべて登場していますが、1965年の広告は、オメガの遺産の中でもひときわ傑出した物語を初めて伝えるものでした。「When Americans walk in space they wear this OMEGA(アメリカ人が宇宙を歩くとき、彼らの腕にはこのオメガがあります)」というタイトルが付けられた、宇宙を歩く宇宙飛行士の写真が掲載され、宇宙服の手首に巻かれたスピードマスターが矢印で示されていました。

1970年代には、オメガは、親しみを込めてプロプロフと呼ばれるシーマスター 600mを市場に投入しました。この衝撃的なダイバーズウォッチは、2009年にリニューアルされましたが、急進的でありつつも今ではおなじみのデザインは、やはり息を飲むほどの素晴らしいデザインです。ダイビングの際には時計に見とれないで、エアタンクからしっかり息を吸うのを忘れないでください。

1980年代、オメガは、オリンピックと宇宙に関連した広告を引き続き打ち出し、魅力的なアートウォッチやファッションウォッチの数々を紹介していました。しかし、1982年に、今や有名となった「爪」を持つ、最初のコンステレーションが紹介されたことは不朽の話です。

広告は、言葉だけでは語り尽くせないオメガの物語を伝えます。オメガの過去をめぐる旅をお楽しみ下さい。メッセージの伝え方は変化しても、宇宙、オリンピック、深海、そしてあなたの腕で高い精度を実現する、革新的なウォッチメーカーであるという本質は変わらないことがお分かりいただけるでしょう。



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