オメガとソーラーインパルス

1960年代には、オメガ、そして全世界が月に注目していました。人々は、人類の究極の冒険として初の月面着陸を見守ったものです。それから40年、優先すべき事柄にも変化が生じました。オメガとソーラーインパルスは、パートナーシップを組んで太陽エネルギーの利用に関心を向け、いまだ解決されていない地球生態系の危機問題に対策を講じようとしています。

人類が初の月面着陸を果たしてから40年が過ぎ、オメガは歴史に名を残す偉業となる新たな難題に取り組み始めました。オメガはソーラーインパルスのメインパートナーの一員として、太陽エネルギーのみを利用して航空機で地球一周を目指すこの計画をサポートしています。

2010年、63mという堂々とした翼幅を持つソーラーインパルスの試作機HB-SIAが、前日に太陽電池によって集められた太陽エネルギーのみを動力として一晩中飛行を続けました。これは、同プロジェクトの最終目標に向けての大きな前進となりました。同プロジェクトのコンセプトが実現可能であることを明確に証明したのです。

オメガはメインパートナーの一員として財政面での支援に加え、重要な専門技術も提供しています。例えば、スイス航空業界の伝説的人物であるクロード・ニコリエによって設計されたオメガ の計器は飛行経路と横滑りを表示し、パイロットが容易に読み取ることを可能にしています。表示の視認性が極めて高いだけでなく、飛行服の袖の中 には振動警報装置も付いているため、計器が発する重要な情報にパイロットは即座に対応することができます。

オメガは重量比で驚くべき電力を生み出す軽量化着陸灯システムの開発にも従事しました。各翼には、LEDを使用した一組の着陸灯が取り付けられており、その輝度は相関レンズによって増幅されます。さらに、「プロモーション用」ライトが各翼に沿って取り付けられています。これらのライトはすべて、スウォッチの時計でも使用されている弾性プラスチックでできた非常に丈夫な窓に保護されています。着陸灯、プロモーション用ライト、窓、電源トランス、電源コネクタ、そして配線すべてを合わせても、2 kgに満たない軽さです!

この冒険的な試みは、未来に向けて持続可能な代替エネルギーの科学的、生態学的発展に大きく貢献することでしょう。

プロジェクトに参加する他のパートナーたちと同様、オメガも限りある地球資源の行く末を懸念しています。今、持続可能なエネルギー源の実用化に向け、私たちは緊急に対策を取らねばなりません。ソーラーインパルスが成功すれば、たった8光分先にきわめてパワフルなエネルギー源があるということを、人々に啓蒙することができるでしょう。そのことが、再生不可能な資源や化石燃料への依存度の低下につながるかもしれません。私たちの地球に健全な環境を取り戻し、持続性を高めるという大志は、何よりも貴いものです。

「…地球全体に恩恵をもたらす可能性のあるプロジェクト」

オメガおよびスウォッチグループ企業は、システムと装置の最適化に向けて型破りなアプローチを求め続けており、エンジニアと技術者たちはソーラーインパルス プロジェクトに関するユニークな課題への挑戦を心待ちにしています。クリエイティブで信頼性の高い堅牢なソリューションを提供し、地球全体に恩恵をもたらす可能性を秘めたプロジェクトの一端を担うことは、私たちにとって大きな喜びです。

www.solarimpulse.com
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